羽毛布団の選び方
― 冬用だけで選ばない、失敗しない基準 ―
羽毛布団を選ぶとき、「本掛け」「合掛け」「肌掛け」という言葉を見て、どれを選べばいいか迷ったことはありませんか?
「一番暖かいものを選べば安心」と思われがちですが、住環境や体質に合わない羽毛布団を選んでしまうと、暑すぎて夜中に目が覚めてしまう原因になります。
ここでは、睡眠環境・寝具指導士の視点から、あなたに合った羽毛布団の“厚み”の選び方を解説します。
羽毛布団は3種類あります
まずは基本となる、3つの種類を整理します。
本掛け(ほんがけ)

いわゆる冬用の厚手の羽毛布団。
羽毛量は1.2kg前後が一般的です。
合掛け(あいがけ)

本掛けと肌掛けの中間。
羽毛量は0.7〜0.8kg前後で、実は最も使用期間が長いタイプです。
羽毛の量が本掛けよりも少ない分、同じ品質で比較すると価格は本掛けよりも安くなります。
肌掛け(はだがけ)

薄手の羽毛布団。
羽毛量は0.3kg前後で、「ダウンケット」と呼ばれることもあります。
夏に1枚で使ったり、毛布のように合掛けや本掛けと合わせて使います。
判断基準① 住まいはマンションですか?戸建てですか?
羽毛布団選びで最も重要なのが、住環境です。
気密性の高いマンションにお住まいの方
近年のマンションは気密性・断熱性が高く、冬でも室温が15℃を下回らないケースが増えています。
そのため、「合掛け」をメインに使う方が多くなっています。
本掛けだと暑すぎてしまい、夜中に汗をかいてしまうことがあるからです。
真冬の数週間だけ、毛布やカバーで調節する使い方が、現在の主流です。
戸建てにお住まいの方
外気の影響を受けやすい戸建て住宅では、特に寒冷地や暖房を使わない寝室の場合、「本掛け」をおすすめします。
しっかりとした空気層(羽毛)で断熱することが、快適な睡眠につながります。
判断基準② 暑がりですか?寒がりですか?
次に、ご自身の好みや体質を考慮しましょう。
暑がりの方・代謝の良い方
基本より一段階薄めを選ぶのがポイントです。
例えば、戸建てでも「合掛け」を選んだり、マンションなら軽めの合掛けを検討します。
一般的には男性や子どもに多い傾向かもしれません、
寒がりの方・冷え性の方
基本通り、あるいは一段階厚めを選びます。お好みもあるので一概には言えませんが、一般的には女性やご高齢の方に多い傾向と思います。
ただし、重い布団は身体への負担になるため、厚み(羽毛の量)だけではなく「羽毛の品質」を重視するのがコツです。
迷ったら「少し薄め」を選べるのがGORE羽毛布団の特長
GORE DOWN SHOPが扱うゴア羽毛布団は、一般的な羽毛布団に比べて透湿性(蒸れを逃がす力)が非常に高いのが特長です。
そのため、「本掛け」と「合掛け」で迷った場合、特にマンション住まいの方には「合掛け」をおすすめすることが多くあります。
蒸れにくいため、体温が布団の中にこもりすぎず、秋から春先まで一枚で使える期間が長いのです。
暑くて布団を蹴飛ばしてしまうリスクを減らすことが、熟睡への近道になります。
羽毛布団は「一年で一番長く使えるもの」を選ぶ
羽毛布団選びで失敗しない最大のコツは、「真冬の寒さ」だけを基準にしないことです。
一年のうち、最も長い期間、快適に使えるのはどれか。
この視点で選ぶことが大切です。
住環境やお好みや体質を振り返り、それでも迷う場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
【監修・執筆】
GORE DOWN SHOP
睡眠環境・寝具指導士(認定第190104号)
半田 真哉
睡眠環境の質を向上させる専門家として、科学的根拠に基づいた寝具選びを提案。
GORE羽毛布団を中心に、家庭での「深く質の高い眠り」をサポートしています。
