
1. 「羽毛布団=軽い」は、実は当たり前ではありません
こんにちは。GORE DOWN SHOP店主であり、睡眠環境・寝具指導士の半田です。
「羽毛布団を使っているけれど、なんだか重苦しい」「朝起きると肩が凝っている」
そんなお悩みをお持ちの方、実は非常に多いのです。
羽毛布団といえば軽い代名詞のように思われがちですが、実はその「重さ」の正体は、中身の羽毛ではなく「側生地(がわきじ)」にあるかもしれません。
2. 羽毛布団の重さの半分以上は「側生地」です
一般的な羽毛布団(シングルサイズ)の場合、中身の羽毛は約1.0~1.2kg程度です。
しかし、布団全体の重さを量ってみると2.5kg〜3.0kg近くあることがよくあります。つまり、重さの半分以上は「外側の生地」なのです。
特に丈夫さを重視した厚手の綿生地などは、それだけで1.5kg以上の重さになることもあります。上の画像は繊維が細く長い超長綿のサテン生地ですが、やはり1kg以上。この「生地の重さ」が、寝ている間の私たちの体に静かな負担をかけ続けています。
3. 自然な寝返りの為に
睡眠環境・寝具指導士としての視点からお伝えしたいのが、「寝返り」と「身体への負担」の関係です。
人は一晩に20〜30回の寝返りを打うつと言われていますが、これは血液循環を滞らせないため、そして布団の中の温度を調節するためにも不可欠な行動です。
布団が重いと、寝返りを打つたびにエネルギーを使わなければならず、無意識のうちに身体に負荷がかかるとも言えます。
「たかが数百グラムの差」と思われるかもしれません。しかし、一晩に20回寝返りを打つとすれば、一晩で合計数キロ〜十数キロの「余計な重り」を持ち上げているのと同じこと。これが「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」という状態を招く原因の一つの可能性もあるんです。
4. ゴア®の側生地が実現した「理想的な軽さ」
ゴア羽毛布団は、生地の圧倒的な軽さも特徴の一つ。
ゴア®メンブレンをラミネートした専用生地は、極細の糸で高密度に織り上げられているため、一般的な綿100%の生地と比較して、布団1枚あたり約300g〜500gも軽く仕上げることができます。
この「数百グラムの差」が、劇的な変化をもたらします。
寝返りがスムーズになる: 筋力を使わずに、最小限のエネルギーで動けます。
身体への圧迫感を軽減: 仰向けで寝ている時の身体への圧迫が和らぎ、呼吸がしやすくなります。
羽毛がより膨らむ: 生地が軽いため、中身の羽毛が重さに潰されず、本来のボリューム(保温力)を最大限に発揮できます。
5. 結び:布団選びは、自分の「身体」を労わること
年齢を重ねるごとに、身体やその機能は変化していきます。若い頃は気にならなかった布団の重さが、実は眠りの質を下げている大きな要因になっているかもしれません。
「羽毛布団なんてどれも同じ」と思わず、ぜひ一度、その「生地の軽さ」に注目してみてください。
ゴア羽毛布団に包まれて眠る夜、あなたの心臓は今よりもずっとリラックスして、深い休息を得られるはずです。
[プロフィール/監修]
[半田 真哉]
睡眠環境・寝具指導士(認定第190104号)
「ただ温かいだけでなく、翌朝の体が軽くなる眠り」をモットーに、科学的根拠に基づいた寝具選びをサポートしています。